パッションフルーツ、今季の定植を実施しました
「喜界島らしい味」をつくるために——今季の定植と新しい管理方針
今季のパッションフルーツの定植作業を行いました。
昨年は、冬場の低温が長引き、春先も寒暖差の大きい不安定な天候が続きました。 さらに梅雨明け以降は、急激な高温と少雨、無風という厳しい条件が重なり、 収穫期中盤まで高温障害にも悩まされる年となりました。
そうした経験を踏まえ、今年のパッションフルーツ栽培では、 気候変動に対応した栽培設計として、 喜界島のアルカリ性土壌の特性をより強く意識しながら、 肥料設計と水分管理を一から見直しています。
従来の延長線ではなく、施肥をできるだけ抑えたうえで、 生育の反応を見ながら細かく調整していく、 やや踏み込んだ肥培管理を採用する予定です。
「より美味しいものをお届けする」という基本姿勢は変えず、 定植の段階から苗の状態や根の動きを一つひとつ確認しながら、 先を見据えた管理を積み重ねていきます。
自然相手の農業である以上、すべてを思い通りに進めることはできません。 それでも、起こりうるリスクを前提に、 現場で得られる情報をもとに判断を重ね、 その時々に最適な対応を積み重ねることで、 今年も喜界島らしい味わいを形にしていきます。
