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4月9日|パッションフルーツ栽培経過報告

4月9日|パッションフルーツ初開花!

前回(3月末)と今回(4月9日)の花芽の比較

前回(3月末):結果枝に形成された花芽の様子
前回(3月末)の花芽の様子
今回(4月9日):初開花と花芽が膨らんできた様子
今回(4月9日)の様子(初開花と花芽の膨らみ)

4月9日現在、パッションフルーツは前回(3月末)から一段階進んだ状態に入っています。
花芽が膨らみ、初めての開花が確認できた段階です。

当初の狙いよりも開花はおよそ10日ほど遅れましたが、この遅れについては、今年の肥培管理が影響していると考えています。
ただし、樹勢や葉の状態は安定しており、結果枝全体にバランスよく花芽が現れています。
遅れながらも、揃った状態で次のステージに入り始めています。

花芽の動きと交配期への移行

4月9日、今季初めての開花を確認しました。

まだ一部ではありますが、これまで静かに進んでいた生育が、花として現れ始めた段階です。
初開花が確認できたことで、ここから一気に動き出していきます。

開花のタイミングが揃いそうで、結実の安定にもつながる可能性があります。
この流れを崩さないよう管理していくことが重要になります。

初開花と花芽の膨らみの様子

ルビースターとサマークイーンの葉の違い

ルビースターの葉の様子
ルビースター
サマークイーンの葉の様子
サマークイーン

主力品種であるルビースターとサマークイーンについては、葉の段階から明確な違いが見えています。

ルビースターは、葉の形やサイズが揃いやすく、葉面も比較的フラットで安定した展開を見せています。 今年は例年より葉に厚みがあり、全体としてしっかりした印象があります。

一方サマークイーンは、葉に厚みがあり、葉面に膨らみが出やすく、やや波打ち、ギザついた形になりやすい特徴があります。サイズや形状にもばらつきが出やすく、環境や樹勢の影響を強く受けやすい傾向があります。

果実の特徴と栽培上の傾向

この違いは、そのまま果実にも表れます。
ルビースターは果実の形やサイズが比較的揃いやすく、例年安定した仕上がりになります。

対してサマークイーンは、果実が丸く大きくなるものもあれば、極端に小さくなるものもあり、個体差が出やすい品種です。
特に初期段階では思い通りの立ち上がりにならないことも多く、管理の難しさがあります。

今年はここまで、両品種ともに比較的揃った状態で推移しており、全体としては順調な立ち上がりではないかと見ています。
ただし、今後は交配後の着果や肥大の進み方によって差が出る可能性もあるため、最後まで注意深く見ていく必要があります。

ここから本格的な管理段階へ

初開花を迎え、いよいよ栽培は次の段階へと移行します。
ここからは交配、着果、肥大と、品質を大きく左右する工程が続きます。

現時点では良い状態を維持できていますが、ここからが本格的な管理段階です。
引き続き、圃場全体のバランスを見ながら丁寧に管理していきます。

当農園の考え方について

当農園は、収量やサイズを追うのではなく、 味や香り、糖と酸の輪郭を重視した果実をつくるための 栽培設計を採っています。

異常気象を前提に、 肥料や水で作物を過剰に操作するのではなく、 喜界島が持つ地力を活かしながら、 年ごとのブレを抑えることを目的としています。